相変わらずいろいろなイベントに出向いては、デジタル簡易無線の受信を中心に活動しています。
そのうちの多くがJリーグになるわけですが、そろそろいろいろな人に受信していることがバレてきているので活動を自粛せざるを得ないかもしれない感じになってきています。
受信した内容を誰かに喋ったりブログに上げたりすることは完全に法律違反ですからやっていませんが、一般の人からすると、だれかに聞かれることを想定していない通信を聞いているというのは、相当衝撃的なことのようです。
どんなトランシーバーを使っているの?
さて、Jリーグでの受信の成果です。
J1はデジタル簡易無線の免許局
JリーグのうちJ1になると比較的資金が潤沢なので、デジタル簡易無線の免許局等のちょっと高級なトランシーバーを使っています。
最近あまりJ1に行けていませんが、もしかしたらIP無線を導入しているチームがあるかもしれません。
J2はデジタル簡易無線の登録局
J2以下になるとあまり予算が潤沢ではないので、トランシーバーなしのチームもあるし、比較的安価に手に入るデジタル簡易無線の登録局を使っているケースも多々あります。
感覚的に、新興チームはトランシーバーにかけるお金がないのか、それとも過去にトランシーバーを使った経験がなく電気屋などで売っているものを買えばいいという感覚なのか登録局を多用する傾向にあるようです。
未だJリーグでコーチ・スタッフで特定小電力トランシーバーを使っているケースは出会ったことはありません。
その昔、某チームがブラジル人スタッフだらけだった時、アメリカ規格のFRSを持ち込んで使っていたことはありました。
このときは、そっと裏から「電波法違反ですよ」と忠告し、そのチームも即座に使用を中止していました。
戦術とかのやり取りがスクランブル無しで!
某地方のJ2リーグがトランシーバーを使っているようなので受信してみたところ、コーチ間の連絡にデジタル簡易無線の登録局でスクランブル無しで交信していました。
登録局はレジャーなどの個人の使用も想定されていて、トランシーバーによっては他人の交信をモニターすることができるモードも備えているので、重要な交信はスクランブルを掛けて他人に聞かれないようにしていると思ったのですが、そんなことお構いないようです。
通信に割り込むことすら可能な状態
これならデジタル簡易無線のUCコードさえわかれば、通信に割り込むことすらできるという、ちょっと怪しい話になってきます。
UCコードはIC-R30で簡単にチェックすることができるので、やろうと思えば本当に重要な交信に割り込むことができてしまいます。
まあそんなことは電波法違反に問われる可能性が高く、逮捕される危険性を犯してまですることか甚だ疑問ではありますが。
デジタル受信機で楽しもう
ということで、Jリーグにお出かけの際は、ぜひデジタル受信機を持っていきましょう!
まるで、サッカー解説者が横で自分のためだけに解説してくれるような感覚を味わうことができます。