マラソン大会で受信活動

自宅近くで開催されたマラソン大会でどんな無線が使われているのか見に行きました。

マラソン大会は、いつもは走るほうなんですが、今回は申し込みを忘れてしまいました。

走っているとどんなトランシーバーが使われているのか見ることができませんから、これはいい機会だということで、カメラを持ち込んでみました。

レシーバーも持ち込みスキャン

IC-R30を持ち込んでアナログ、デジタル両方の簡易無線をスキャンさせました。

IC-R30ご自慢のBluetoothを使ったリモートコントロールとイヤフォンで、周りの観客と違和感なく活動巣うることができます。

まだまだなアナログが使われている

アナログも結構使っていてまだまだ楽しめました。

イベント会社なんかは、トランシーバーを一気に帰ると金銭的な負担が大きくなるのでしょう、まだまだアナログ健在です。

デジタル簡易無線登録局が多い

デジタル簡易無線も多く聞けました。

スキャンをさせているといろいろな通話が入ってきて、マラソン大会とは関係ない通話をしていることもあり、どんな用途にデジタル簡易無線が使われているのか、きちんと調べられませんでした。

デジタル簡易無線は免許局も聞くことができましたが、イベントのコントロールに結構多くの登録局が使われていました。

登録局はレンタルで借りることができるので、こういった大きなイベントの時は台数が多くなる傾向があります。

インターネットでの情報では、放送局が連絡はを使っていたという情報もありましたが、メインに使っていたIC-R30は放送連絡を受診することができません。

AR-DV10も持ち込んではいましたが、わざわざリュックから取り出して受診してみようという気を起こさせないほど寒かったので諦めました。

幅を利かせるIP無線(泣)

ICOMのIP無線を持ち歩いている人もちらほら。

警備とか医者らしき人が持ち歩いていたので、広いエリアで通話する必要がある人が持ち歩いていたのでしょうか。

思い切って警備員らしき人にIP無線をどんな用途に使っているのか聞いてみましらが、体よくあしらわれてしまって(笑)、何に使っているのかは判明しませんでした。

IP無線はレシーバーで聞くことができないので残念です。

IP無線は、携帯電話のシステムを利用するので、災害時とか先日のソフトバンクのようなネットワークの大規模不具合の時なんかは使えなくなるので、災害用としてはちょっと不安ですが、簡単に広い範囲で通信でき、しかも複数で相互通話でき、かつレンタルで借りることができるので、これからの業務用トランシーバーの主流になる可能性を秘めています。

私も使ってみたいくらいです。

まだまだ楽しめるか?

大きなイベントでのIP無線の使用率が確実に上がっているのを確認できました。

IP無線は携帯電話のシステムを使っているから、私たちが購入できるレシーバーでは受診することはできません。

受信できる機材を持っていたとしても、IDとパスワードでプロテクトされているネットワークに侵入することは、不正アクセス防止法の違反になる可能性が高いです。

ということで、業務用電波受信趣味は風前の灯かもしれません。

しかし、デジタル簡易無線の登録局の台数もかなり多いことを確認しましたので、デジタル簡易無線が受信できれば、結構楽しめるのも確かです。

いや、それより、マラソン大会は応援するより実際に走った方がはるかに楽しいということを実感したのでした。

 この記事へのコメント

  1. はじめてコメントさせて頂きます。
    救護班がマラソン大会や大型イベントの時にIP無線を利用する目的の大きなものは、位置情報の把握です。患者さんが発生した場所を特定し易くするために利用しています。

    • paradise より:

      救護活動は、位置情報の正確な把握は重要ですものね。
      位置情報が正確に把握できてどこでも通信できるIP無線は、マラソン大会ではこれっきゃないなトランシーバーですね。
      情報ありがとうございます。

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