ハムフェア2018のAORブースでは、AR-DV10の新機能以外にもAR-DV1のリモートコントロールが展示されていました。
なんでも、今年はハードウェアの目玉がないというか、AR-5700DとかAR-ALPHAとか進捗があんまりないということで、ちょっとでも進捗を見せたいという意味でAR-DV1のリモートコントロール機能を展示したという説明がありました。
AR-DV1のリモートコントロール
AR-DV1がiPadでリモートコントロールされていました。
実際に、iPadでAR-DV1がコントロールされていて音も出るのは、なんとも不思議な感じです。
AORはコントロールボックスを提供
AR-DV1のUSBと接続して本体のコントロールを、Phoneコネクターから音声を取り出してストリーミングという感じで、離れたところでAR-DV1の運用をするというものです。
AORが提供するのは、コントロール及びストリーミング用のボックスと基本的なコントロールソフトです。
アプリでAR-DV1のコントロールをしているときは、完全にアプリに操作権が行くので本体でのコントロールができないところは、IC-R8600のコントロールソフトであるRS-R8600と同じです。
アプリはHTML5でマルチプラットフォーム
コントロールソフトはHTM5で書くので、コントロール側の機種に依存しないのが特徴です。
RS-R8600がWindowsでしか動作しなかったのと比較すると、プラットフォームの自由度が高いのが嬉しいです。
出先で自宅の受信機の音を聞きくために常にWindowsPCを持ち歩くのもちょっと億劫な感じでしたから、iPadでも自宅の受信機がコントロールできるようになるのは嬉しいところです。
一応iPhoneでも動作するとのことですが、画面が小さくなるので操作の実用性はないとのことです。
ネットワーク経由は今後の対応
デモで使っていた製品は、PtoPでネットワーク経由でのコントロールにしか対応していないとのことですが、製品版はネットワーク対応にしたいとのことでした。
個人的には、ぜひ外出中に自宅の受信機をコントロールしたいと思っているので、ぜひ実現して欲しいです。
製品化は早くても来年ということで、楽しみです。
ユーザーの開発に期待
AORの意図としては、コントロールソフトはHTML5を使っているので、比較的だれでも簡単に作成可能なので、様々なアイデアが出ることを期待とのとこです。
ICOMとAORとメーカーによりコンセプトが異なる
ICOMの製品と同じような製品だけど、全く違うコンセプトで作られているところが面白いです。
ICOMはとても実用性はたかそうだけど、ガチガチに守られた製品だからjカスタマイズは不可能。
AORは、実用性は?だけど、インターネットを使って全世界で情報を共有してアプリを開発したらすごいものが出てきそうな感じです。
ちなみに、迂闊なことにAR-DV10への対応については聞くのを忘れました。
来年に向け高まる期待
AR-DV1のコントロールアプリの製品化は来年初めを目指しているとのことです。
その他にも、AR-DV1のこのロールソフトがいくつか紹介されていました。
みんな外国製で、基本操作は英語メニューなのが残念ですが。
なんか面白そうなんで、早く製品化されることを期待しちゃっています。
AR-DV10購入で使用頻度が少なくなってしまったAR-DV1ですが、もう少し我慢すれば、遊べそうな感じです。
でも、そういえば、昨年も紹介されていたソフトもあったなあ。
昨年、早速そのコントロールソフトのホームページにダウンロードしに行ったけど、ダウンロードの仕方自体がわからなかったという・・・