最近のイベントでの受信スタイルは聞き流し
最近のイベントでの受信スタイルは、IC-R30を録音モードにして、全く聞いていないか、一応イヤホンは耳に入れているけど聞き流し的な感じです。
イベント中はイベントに集中して、帰宅してから無線の内容を聴き直すというパターンです。
イベント中は目の前の出来事に気をとられることが多いので、何かと聞き逃すことが多いというのも理由ですが、やっぱりイベントに集中したいという面が大きいです。
IC-R30の優秀な録音機能のおかげで、だいぶ効率の良い受信活動が出来てます。
しかし、イベントで受信できる無線もだいたいわかってきて、受信マニアとしてはちょっと物足りないなあという感じだったのも確かです。
受信マニアらしく
このところは、受信マニアらしく、イベントの合間にIC-R30を取り出して、モニター画面でどんな通信が行われているのか確認するようにました。
というのも、IC-R30は、DCRの受信では、秘話がかかった通信は音声が出てこないのです。
音声が出てこないので、IC-R30を録音モードにしていても、受信機記録として残っていません。
聞いているだけではイベントの無線を全て確認していることにはならないのでは?という疑問が出てきました。
DCRで秘話のかかった通信を受信
ということでIC-R30の画面を見てみながら受信していると、DCRで、電波は強いけど音声が出てこない通信を、結構な頻度で受信しました。
音声が受信できなくでもUCコードは表示されので、使用者を類推する手助けにはなります。
使用状況から使用者を類推する
全く別の場所で同じイベントの無線を受信したら、秘話がかかった同じUCコードの無線を、やはりかなり強い電波で受信しました。
使用場所と同じUCコード、そしてそのUCコードは、その無線の使用者の別の組織が使っているDCRと似たような番号でしたので、ほぼ使用者は特定できました。
もし類推が当たっているとしたら、その使用者が無線を使っている目的は、秘話を使っているくらいですから、かなり興味深いものなのは確かです。
通話内容は、多分興味深いものであろうと想像できます。
意外とDCRの秘話通信は多かった
DCRのほとんどは秘話を使っていないと思っていたのですが、イベントでまじめに受信活動をすると、意外と秘話を使っている通話が多い感じです。
秘話どころかDCR登録局という、誰でも使用することができる無線で、UCコードを設定しないで業務の無線をしている人がいるかと思えば、秘話までかけて通信する人もいると言う、結構差が激しいです。
もっとも、今回ほぼ特定できた使用者も、同じチャンネルでUCコード別で通信していて、お互いに激しく混信していることがわからない状況は本当に問題ないのかと。
秘話を設定していたりUCコードの番号を見ると、誰かDCRの知識がある人が設定しているのは明らかなんですが、なぜチャンネルを変えないのかと不思議です。
秘話解読したいなー
IC-R30はDCRの秘話コードを解読できないので、嫌なことに気付いちゃいました。
秘話コードさえわかれば、IC-R30は秘話コードの設定はできるのでなんとかなります。
さて、どうやって秘話コードを解読するか。
秘話コードを解読できるのはAORのデジタル受信機。
AR-DV1は所有していて、IC-R30を購入前は、大型のリチウムイオンバッテリーと一緒に持ち出していたげど、さすがにこれをまた持ち出すのは考えちゃう。
そもそも、その秘話化されたDCRは、AR-DV1を持ち出している時から通話があったはずで、何度も調べたはずなのにわからなかったということは、イベントでは装備がでかいとなかなか人前で受信活動がしにくいということの現れではないかと。
ハンディ機を取り出して眺めていてもそれ程周りの目は気になりませんけど、さすがにAR-DV1を取り出した時は、まわりの容赦のない好奇の目が気になります。
大きいと、立ちながら受信はできないし、座りながらも結構難しいです。
ということで、AR-DV10がやっぱり必要なのかと、ちょっと大きな悩みが出てきました。