甲府に行くときに中央本線や中央高速を利用すると、沿線に面白い地名がたくさんあります。
その中の一つ「猿橋」。
先日、各駅停車で中央本線を旅行しているとき、改めて変わった地名だと思い地図をながめていたら、実際に「猿橋」というものがあるということなんで、機会を改めて訪れてみました。
猿橋駅から少し離れる
猿橋という地名は、JRの駅よりは、交通情報で「猿橋バス停」で有名なのではないかと思います。
そう、中央高速の渋滞の名所として、交通情報でよく出てきます。
そんな猿橋ですが、JR中央本線の駅があります。
そして、猿橋は、その猿橋駅から1.2Km、徒歩で15分ほどの場所にあります。
猿橋までの途中、大月市郷土資料館や猿橋公園などがあり、それほど苦にならずに猿橋につくことができるでしょう。
船で川の遊覧もできるそうです。
単なるゴムボートなんで、ちょっと怖いとは思いますが。
猿橋は甲州街道の重要な施設だった
実際に訪れてみるとわかりますが、この地は、川をはさんで両岸が急峻になっていて、かなりの難所であったことがわかります。
まだ、近代的な建築技術がなかった時代に、険しい場所であるからこそ、川の幅も短く水面から高さもあるために、水害を受けにくいという地の利を活かすため、橋脚を必要としない建築方法が取ったとのこと。
両岸から、徐々に下の方から支えを伸ばしていき橋を通すという建築方法です。
猿が両岸から何匹もかさなりあって渡っていたという伝説があり、橋の感じがそれに似ていることから「猿橋」という名前になったそうです。
今では、国道20号及び猿橋の横に近代的な橋がかけられ、それぞれ「新猿橋」と名付けられているそうですが、猿橋自体も木造のまま残され、観光名所となっています。
観光地としてそれなりに整備されている
渋滞名所のち名として有名な猿橋ですが、猿橋周辺は現在では観光地として整備されており、車でも訪問しやすい場所となっています。
橋の前には、日立製作所を作るヒントを得た旅館があります。
日立製作所に勤めている人は、ご存知なのでしょうか。
東京電力の発電施設があります。
東京電力の発電施設は、かなり年代物の施設でこちらもかなり興味をそそられます。
調べてみると、発電施設としては未だ現役とのことです。
別の機会を得て、発電施設の探訪をするのも面白そうです。
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