4つの会社にまたがる南会津の鉄道の切符の購入は複雑怪奇

地元駅が宇都宮線なんで、会津若松に行くには、栗橋駅から東武鉄道〜野岩鉄道〜会津鉄道〜JRと乗り継ぐことになります。
途中、野岩鉄道の湯西川温泉駅で駅直近の道の駅にある日帰り温泉で一風呂浴び、会津田島で夕食を食べ宿泊し会津若松へ。
会津地方への旅行だけなら、喜多方まで行って折り返すという旅程が一般的ですが、今回は青春18きっぷの期間だったので、せっかくだからとJRで会津若松からJR線で各駅停車の旅を目論みました。

フリーきっぷに頼らないでどうお得に旅行するか

で、今回のように、栗橋から東武〜野岩鉄道〜会津鉄道の行程で一番悩んだのが、キップをどう購入するかということ。
これを往復となるとフリーきっぷが安価で便利なんだけど、今回は片道だから料金に見合わない。
駅を降りるたびにキップを買い直すと、面倒だしその度に最低料金を払わなければならないから結構金額が高くなりそうな予感がします。
面倒すぎて、事前に運賃を調べる気にすらならない。
ということで、専門家に聞こう!ということで、切符を買うときに駅員に買えばいいや、という軽い気持ちでいました。
結果としてこの軽い気持ちが、大変なことになります。

駅員に聞いても誰もどうしたらいいのかわからない!

栗橋駅で

栗橋駅の東武鉄道の駅員に相談したんだけど、フリーきっぷ以外にこんな乗り方する人がいないらしく、途中下車やキップの有効期間の取り扱いがどうなっているのかよくわかっていない。
しかも会津鉄道の先のJR線の切符は栗橋では発券できないとのこと。
駅員も親身に調べてくれたんだけど、結局は湯西川温泉駅までのキップを発券し「湯西川温泉駅での途中下車が可能かどうかは駅係員に相談してください」と。

湯西川駅で


湯西川温泉駅で係員に相談。
パートらしき女性係員は運賃については全く知識がなくて、でも親身になって相談に応じてくれて、どこかに電話して相談したけど、結局その相談相手もどうしていいかわからず。
結局「キップはここで出さなくていいので、会津田島駅で相談してください」と。
知識はないけど親身な対応が嬉しいです。

会津田島駅で


とりあえず湯西川温泉駅での途中下車はでき目的は達成できました。
会津田島駅では、湯西川温泉駅から会津田島駅までの精算だけをするつもりで精算所に行ったら
「どこまで行くのですか」
と聞かれました。
こう聞かれれば、正直に答えざるを得ません。
「明日、会津若松に行く」
と答えたら、駅係員はハンディ端末をごそごそといじって精算券を出力。
その券面に「発行日から二日間有効」と書いてあり、そこで初めて、栗橋から会津若松まで通しで買えば、二日間であれば湯西川駅も会津田島駅も途中下車ができるということがわかりました。
本当にフリーきっぷ以外でこんな乗り方する人はいないようで、精算後に会津田島駅の改札を出るときにも、駅係員に
「若松行きはすぐにでますよ」と言われました。
「明日乗るの」
と答えたら、すごく不審そうな顔されたので
「キップの有効期間二日だから。明日乗る」
と説明しなければなりませんでした。

結論は途中下車可能で二日間有効

東武鉄道〜野岩鉄道〜会津鉄道は、運賃はそれぞれ独立で計算するけど、途中下車やキップの有効期間の取り扱いは、三社通しの乗車距離により判断するようです。
栗橋から会津若松までの距離は180Kmなので、有効期間が二日間となり、かつ101Kmを超えるので途中下車可能、ということのようです。
しかし、会津地方の鉄道の旅を楽しむなら、こんな複雑なことを気にしないで済む、東武鉄道が出している「ゆったり会津 東武フリーパス」を購入したほうがいいでしょうねえ。
これなら、下今市から鬼怒川温泉までの東武鉄道の各駅、野岩鉄道と会津鉄道の各駅と会津若松から喜多方までのJR線の各駅を自由に乗り降りできて四日間有効ですから。
特急「リバティ」が走り始めたら、今度はフリーきっぷで旅行してみたいと思ったのでした。

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